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【気になる本】軍服の描き方

2014.12.01 Mon

軍服の描き方 仕組みからわかる世界の軍装・軍服軍服の描き方 仕組みからわかる世界の軍装・軍服
(2014/11/29)
Col.Ayabe、(萌)表現探求サークル 他

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ちょっと気になる本、「軍服の描き方 仕組みからわかる世界の軍装・軍服」
11月29日に発売したばかり。

かっこいい! でも、よくわからない!?
軍服独自のシルエットから、各国のデザイン、軍刀や勲章など付属品まで、軍服を描くための基礎から実例までを網羅した「軍服の教科書」!

■軍服はなぜカッコ良いのか?
シルエットに秘められたカッコ良さの秘密
凛々しくたくましい軍服姿。軍服はなぜ魅力的なのでしょうか?
実は軍服には着用者を引き立たせるデザイン上の工夫が隠されているのです。
この本では、個別の軍服を解説する前に、全ての軍服に共通する“軍服がカッコよく見える秘密"を解説します。

■バリエーションに富んだデザイン
各国様々な軍服、勲章、刀剣を網羅
この本では各国の代表的な軍服の個別解説に加えて、肩や襟、袖に施された様々な装飾や紋様、また軍服を彩る勲章類、さらに軍刀やサーベルなど、多様なアイテムを項目別に解説しています。
単に既存の軍服の解説だけでなく、オリジナル軍服など創作活動やコスプレなどにも広く活用できる内容となっています。
(Amazon商品説明より)



表紙がイケメン二人なんで女子向けっぽいですが、まあ男物がわかれば女に応用はできるしな。
ちょいと中身を見てみたい本です。


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スーパーデフォルメポーズ集の新刊がまた出てる

2014.10.20 Mon

スーパーデフォルメポーズ集 女の子キャラ編スーパーデフォルメポーズ集 女の子キャラ編
(2014/09/30)
Yielder

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今回は女の子キャラ編。大変そそります。注文しときました。
ポーズ集は、忠実に真似してよし、パラパラめくってイメージをふくらませてよしのお絵描きマン必携品。

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【連載企画】デフォルメ島風を描く! 6.仕上げる

2014.09.03 Wed
zekamashibanner2.png

デフォルメ島風を描く!
1.題材選定/方向性の決定
2.素体を描く
┣3.下描きをする
┃┣3-1.島風本体の下描き(1)
┃┣3-2.島風本体の下描き(2)
┃┗3-3.連装砲ちゃんの下描き
4.線画を描く
5.色を塗る
6.仕上げる


艦これの島風の立ち絵を元にデフォルメ絵を書いてみる企画の最終回。

今回は仕上げです。

線画の色を塗りになじませる、いわゆる色トレスという技法を使うこともありますが、
今回は力強い黒の線画が気に入ったためやっていません。

なので今回の仕上げは純粋に背景の用意に近い作業です。

背景というのはある意味キャラよりも難しい。
風景を描くのは言わずもがな難しいし、アブストラクト(抽象的)なCG背景にするにしても、ちゃんと出来上がりがイメージ出来ていないと気持ち悪い謎空間になりがちです。
Pixivなどでフリー素材の背景を探すのもいいと思います。

今回は、海を思わせる青を基調に、艦これのカードや艦娘入手時の背景をイメージして作ります。



まずは、フォルダにまとめた島風関連のレイヤを一旦非表示にしておいて、新しいレイヤーにグラデーションツールのデフォルトにある「昼空」を使用。


はいけい1

はいけいれいや1

さわやかな青から水色へのグラデーションを作ります。



はいけい1-1
次のレイヤーには、艦これで多用されているハニカム模様を白い線で描いて……



はいけい2

はいけいれいや2

少しぼかした上で、透明度50%、合成モード「オーバーレイ」にすることで上図のような優しく透明感のある感じにしています。

模様は「ハニカム 素材」でpixiv検索すればフリー素材が出てきますし、「多角形」ツールで描いた六角形をコピーして敷き詰めてもOK。
自分は後者で作りました。


次のレイヤーは、おもいっきりズームコピーした島風本体をぼかして40%オーバーレイ。


はいけい3

はいけいれいや3

キャラの後ろに顔のアップというのは……使い古された感もありますがやはり背景の定番。




次のレイヤーは、影を置いてみます。

はいけい3-1
まず「下のレイヤーでクリッピング」などを使って真っ青に塗った島風のシルエットを用意。




はいけい4

はいけいれいや4改改

メニューバーの→「変形」→「自由変形」によって、足元に平行四辺形型につぶします。
合成モードは通常、透明度は20%です。
参考に島風をちょこっと表示して、影として違和感の少ないように調整しています。



次のレイヤーはキラキラしたエフェクトを散りばめてみます。


はいけい5

はいけいれいや5

CLIP STUDIO PAINTの「デコレーション」ツールで、白い「ほわ五角形」と「キラキラ丸十字」を撒いただけのお手軽キラキラ
透明度100%で、合成モードは加算(発光)。



次のレイヤーは、枠を演出してみます。枠なので、島風の上になるようにレイヤーを置きます。

メニューバー→「選択範囲」→「すべてを選択」でキャンバス全体を選択したら、
次に「選択範囲」→「選択範囲を縮小」で少し選択範囲を縮め、
更に「選択範囲」→「選択範囲を反転」を選ぶと、絵の外縁部だけがキレイに選択状態になります。
この状態で塗りつぶしツールで白を塗り、選択範囲を解いて少しぼかす。
この白ぼかし枠のレイヤーをひとつ複製して、片方はオーバーレイ100%、片方は通常60%程度に設定。


はいけい6

はいけいれいや6

眩しくもやわらかな枠が描けました。



あとは文字ツールでキャラクター名なんかを入れてキャラを表示すれば……!

zekamashi5.png
完成です!



8回に渡りお絵描きの過程を紹介してきました。
自分流を説明するのはとても難しいですね。慣れでなんとなくやってしまっていることが多すぎます。

今回の企画は、自分にとっても大変よい経験となりました。
ご覧頂きました皆様の何らかの参考となれば幸いであります。
閲覧頂きありがとうございました。

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【連載企画】デフォルメ島風を描く! 5.色を塗る

2014.09.01 Mon
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デフォルメ島風を描く!
1.題材選定/方向性の決定
2.素体を描く
┣3.下描きをする
┃┣3-1.島風本体の下描き(1)
┃┣3-2.島風本体の下描き(2)
┃┗3-3.連装砲ちゃんの下描き
4.線画を描く
5.色を塗る
6.仕上げる


艦これの島風の立ち絵を元にデフォルメ絵を書いてみる企画の7回目。

待望の色塗りであり、みるみるうちに絵が真の姿を見せていく大変に大変に熱い工程であります。
とはいえ「塗ったらダメになるかも」という恐怖も拭い去れないものです。
今回も頑張って作業を進めます。

※今回CLIP STUDIO PAINT色の非常に強い説明になりますが、
 他のソフトでも相当する設定は可能だと思います。



まずやることは、背景を鮮やかな色に変えることです。
CLIP STUDIO PAINTの場合、デフォルトである「用紙」レイヤーを右クリックして「レイヤー設定」→「詳細設定」で色設定の画面が開きます。
ここでマゼンタ真赤真緑真青などの、使いそうもない色を選びます。

みどり

島風には緑系の色がないので緑にしました。
こうすることで、どこがまだ塗っていないのかがハッキリします
白は白で改めて塗るので、背景色が白のままだとわかりにくく都合が悪いのです。



線画レイヤーの下に塗りレイヤーを順次作りながら作業していきますが、まずその構成について解説します。

原則的に塗りは色ごとに下塗り・影・光・グラデーションの4レイヤーで構成しています。
例外もありますが、とりあえずこういった自分なりのレイヤー構造のルールがあるとこれから爆発的に増えるレイヤーの中で混乱しにくくなります。

ぬりれいや


髪を例に各レイヤーの中身を見ていきます。

下塗り

ぬり1

薄めの色でべったりと塗っただけです。
島風の絶妙な髪の色なんかは、慣れていないとどう作るかわからないと思います。
そういう時は、元絵をキャンバスに持ってきてスポイトでパクりましょう
色に著作権はありません。

+TIPS+

ぬりぬり

広い閉領域をベタ塗りするには「他レイヤーを参照して塗る」ツールを使います。
それだけだとカドなどに塗り残しが生じるので、「塗り残し部分に塗る」ツールも使います。
こいつは塗り残し部分をサッとドラッグするだけでそこだけをきっちり埋めてくれる名アシスト役です。





ぬり2

下塗りの色を少しくすませた色で、影になりそうな部分を塗ります。
くすませた色はメニューの「ウィンドウ」→「近似色」で出る近似色パレットから取ると楽です。

レイヤーの合成モードは乗算。陰影がきつくなりすぎないようレイヤー透明度もよく考えて調整します。
どこが影になるかは大胆に決めていきましょう。描き手があると思ったところに影はあるのです

+TIPS+
tips.png

影以降のレイヤーはすべて「下のレイヤーでクリッピング」機能を使って下塗りに重ねます。
「下のレイヤーでクリッピング」を設定したレイヤーは、その下にある通常レイヤーに描かれている部分からはみ出なくなります。

下塗りさえしっかりしていれば全くはみ出しを気にしなくてもよくなる、大変便利な機能です。





ぬり3


影と同じ色で、明るくなっている部分を塗っています。
レイヤー合成モードは加算(発光)を使います。
非常に白くなる合成モードなので、透明度はかなり抑えます。

いわゆる髪の天使の輪など単純にツヤツヤしているところを塗る他、
線画に沿うようにちょこちょこと細く光を入れています。
こうすると複雑な環境光を感じさせ、キャラクターの存在感がグッと増します。


グラデーション

ぬり4

※薄くてわかりにくいのでここだけ用紙の色を戻しました。
エアブラシの「柔らか」や水彩の「塗り&なじませ」のようなぼんやり塗れるツールを使い、暗い部分や奥にある部分などを狙ってそっと撫でるように塗ったレイヤー。
下塗り、影、光のすべてに影響を及ぼし、塗りの単調さを低減させてくれる縁の下の力持ちです。

これら4つのレイヤーが組み合わさると……

ぬり5

……こんな感じ。顔色が悪いためアレですが割と見れる感じになりました。
下のレイヤーでクリッピング機能により、はみ出しはすべて消えていますね。




したぬり

実際は、まずすべての色に対して下塗りを全てしてしまいます。
そうすれば、この眼に悪い背景色から開放されますからね。
上図にレイヤーウィンドウを含めましたが、
今回は島風の肌・髪・白目・黒目・黒・青・白・黄・赤・鉄、および連装砲ちゃんの鉄・布・浮き輪の13に区分けしました。
連装砲ちゃんを分けたのは、島風本体と塗りが混じって汚くなる危険性があると思ったからです。

このあと、背景色を白に戻して前述した4段階の塗りをひたすら各色に加えていきます。
地道ではありますが、こうして塗りの構造と手順をしっかり定めていれば驚くほどサクサク進みます。
色領域ごとにどのように考えて塗ったかは、後ほどまた補記として詳説したい。

そして、全色塗り終わった結果がこれ。
塗り完成

とうとう立ち絵として十分成立する状態になりました!
ここまで20時間はかかったと思います。さすがに気分が高揚します。

ですが、白背景ではあまりに寂しいので間髪入れずに背景の作成や文字入れを行い、仕上げとします。
ここまでの苦労に比べれば、ボーナスゲームのようなものです。

次回:【連載企画】デフォルメ島風を描く! 6.仕上げる

zekamashi5.png

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【連載企画】デフォルメ島風を描く! 4.線画を描く

2014.08.31 Sun
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デフォルメ島風を描く!
1.題材選定/方向性の決定
2.素体を描く
┣3.下描きをする
┃┣3-1.島風本体の下描き(1)
┃┣3-2.島風本体の下描き(2)
┃┗3-3.連装砲ちゃんの下描き
4.線画を描く
5.色を塗る
6.仕上げる


艦これの島風の立ち絵を元にデフォルメ絵を書いてみる企画の6回目。

今回の作業は線画です。既に前回の段階ですでに線画めいた絵になっていますが、
前回はあくまで下描き。ここから本気で線を描いていきます。

まずこの段階の最初にやることとして、仕上がりをキレイにするため絵の解像度をグッと引き上げます
解像度とは絵を構成するマス目の細かさであり、当然高いほうが高い表現力を持ちます。
下描きはあくまで下描きなんで、低解像度でやっていたほうがマシン負担的に楽。

今まで幅1500px,高さ2500pxに島風がすっぽり収まるくらいで描いていましたが、
ここで幅3000px,高さ5000pxと4倍の面積に引き伸ばします。……ちょっと過剰かもしれない。
マシンパワーが許す程度に。

しまかぜ


CLIP STUDIO PAINTの場合、メニューの「解像度の変更」コマンドで解像度の引き上げや引き下げができます。
「キャンバスサイズの変更」コマンドだと絵の大きさは変えずにキャンバスの大きさだけが変化します。



それでは線画を描いていきます。

かぶら
この作業からは「カブラペン」を使います。
太さと濃さの均一な線が描きやすく、素早く払えば鋭い線も描ける、太めの線画に向くペンです。

しかし正直にスーッと線を引いただけではあまりいい線にならないので、
大雑把に太めの線を引いてから消しゴムで削り出すという方法を好んでいます。

+TIPS+

この工程からは、線を消すときはかならず「消しゴム」ツールを使うか、範囲選択して切り取ります。
白いペンで塗り潰すことはしないということです。

レイヤー構造というのは、絵の一部を描いた透明な板を重ねていくようなイメージです。
各レイヤーの余白部分というのは、白ではなく「透明」なのです。
なぜ白く見えるかというと、一番下にある真っ白なレイヤー「用紙」が透けて見えているからです。

この線画レイヤーは、のちのち色塗りレイヤーの上に重なることになります。
白いペンで塗り潰した部分があると、色塗りレイヤーにかぶさって邪魔になってしまいます。

なので、一度描いた部分は透明色に戻すためのツール「消しゴム」で消すことが大事です。



基本的には集中して下描きの線をなぞっていく作業ですが、
この工程は下描きを見つめ直す時間でもあります。
下描きはあくまで下描き。忠実になぞるならこの工程は時間の無駄です
本当にこれでいいか考えながら作業を進めます。

せんが
今回はバランスを考えて連装砲ちゃんの砲身を縮めてみたり、
いまいち座りが悪く見えた脚の角度をずらしたりしています。




さて、線画を描く上で気をつけていることをいくつか紹介します。

鋭い部分は鋭く描くこと

せんがかお

例えば髪の先などは非常に鋭くしています。線画の外側まで鋭いのがミソです。
髪先を丸くするアレンジもあるのでとにかく尖らせろと言うわけではありませんが、
カドが統一感なく無意味にダルいと往々にして残念な感じになります。
プラモと一緒ですな。

くろす

シンプルな描き方としては、合流するふたつの線をクロスさせてからいらない部分を消しゴムで消します。



線の太さにメリハリを付ける

線画だけでもどういうパーツ構成なのか分かるくらいメリハリが付いているのがいいと思います。
特にデフォルメでは。

具体的にはこんな感じ。

ふとさ


・後ろに少し空間がある場合、太くする。(例:スカートと脚の境界、腕と魚雷発射管の境界、イカリと胸の境界など)
・段差がないか少ない場所は細くしておく。(例:ニーソのボーダーやセーラー服のラインなど)
連装砲ちゃんのカドはあえて線を途中で切るなどしてやわらかみのある感じにすると味が出ます。

また外周ラインは非常にラインを太くしています。存在感が出て好き。



時間を描けてじっくり、じっくり、地道に線を磨き上げ……
最終的にはこんな感じ。
zekamashi3.png

下描きからあんまり変わってない……ように見えるかもしれない。
細部を見てくと割とぜんぜん違うんですけどね。
実際もうちょっと効率的にできるんじゃないかなあとは思います……

次回:【連載企画】デフォルメ島風を描く! 5.色を塗る
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絵に命が吹き込まれる、至福の工程へ。

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