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【連載企画】デフォルメ島風を描く! 5.色を塗る

2014.09.01 Mon

zekamashibanner2.png

デフォルメ島風を描く!
1.題材選定/方向性の決定
2.素体を描く
┣3.下描きをする
┃┣3-1.島風本体の下描き(1)
┃┣3-2.島風本体の下描き(2)
┃┗3-3.連装砲ちゃんの下描き
4.線画を描く
5.色を塗る
6.仕上げる


艦これの島風の立ち絵を元にデフォルメ絵を書いてみる企画の7回目。

待望の色塗りであり、みるみるうちに絵が真の姿を見せていく大変に大変に熱い工程であります。
とはいえ「塗ったらダメになるかも」という恐怖も拭い去れないものです。
今回も頑張って作業を進めます。

※今回CLIP STUDIO PAINT色の非常に強い説明になりますが、
 他のソフトでも相当する設定は可能だと思います。



まずやることは、背景を鮮やかな色に変えることです。
CLIP STUDIO PAINTの場合、デフォルトである「用紙」レイヤーを右クリックして「レイヤー設定」→「詳細設定」で色設定の画面が開きます。
ここでマゼンタ真赤真緑真青などの、使いそうもない色を選びます。

みどり

島風には緑系の色がないので緑にしました。
こうすることで、どこがまだ塗っていないのかがハッキリします
白は白で改めて塗るので、背景色が白のままだとわかりにくく都合が悪いのです。



線画レイヤーの下に塗りレイヤーを順次作りながら作業していきますが、まずその構成について解説します。

原則的に塗りは色ごとに下塗り・影・光・グラデーションの4レイヤーで構成しています。
例外もありますが、とりあえずこういった自分なりのレイヤー構造のルールがあるとこれから爆発的に増えるレイヤーの中で混乱しにくくなります。

ぬりれいや


髪を例に各レイヤーの中身を見ていきます。

下塗り

ぬり1

薄めの色でべったりと塗っただけです。
島風の絶妙な髪の色なんかは、慣れていないとどう作るかわからないと思います。
そういう時は、元絵をキャンバスに持ってきてスポイトでパクりましょう
色に著作権はありません。

+TIPS+

ぬりぬり

広い閉領域をベタ塗りするには「他レイヤーを参照して塗る」ツールを使います。
それだけだとカドなどに塗り残しが生じるので、「塗り残し部分に塗る」ツールも使います。
こいつは塗り残し部分をサッとドラッグするだけでそこだけをきっちり埋めてくれる名アシスト役です。





ぬり2

下塗りの色を少しくすませた色で、影になりそうな部分を塗ります。
くすませた色はメニューの「ウィンドウ」→「近似色」で出る近似色パレットから取ると楽です。

レイヤーの合成モードは乗算。陰影がきつくなりすぎないようレイヤー透明度もよく考えて調整します。
どこが影になるかは大胆に決めていきましょう。描き手があると思ったところに影はあるのです

+TIPS+
tips.png

影以降のレイヤーはすべて「下のレイヤーでクリッピング」機能を使って下塗りに重ねます。
「下のレイヤーでクリッピング」を設定したレイヤーは、その下にある通常レイヤーに描かれている部分からはみ出なくなります。

下塗りさえしっかりしていれば全くはみ出しを気にしなくてもよくなる、大変便利な機能です。





ぬり3


影と同じ色で、明るくなっている部分を塗っています。
レイヤー合成モードは加算(発光)を使います。
非常に白くなる合成モードなので、透明度はかなり抑えます。

いわゆる髪の天使の輪など単純にツヤツヤしているところを塗る他、
線画に沿うようにちょこちょこと細く光を入れています。
こうすると複雑な環境光を感じさせ、キャラクターの存在感がグッと増します。


グラデーション

ぬり4

※薄くてわかりにくいのでここだけ用紙の色を戻しました。
エアブラシの「柔らか」や水彩の「塗り&なじませ」のようなぼんやり塗れるツールを使い、暗い部分や奥にある部分などを狙ってそっと撫でるように塗ったレイヤー。
下塗り、影、光のすべてに影響を及ぼし、塗りの単調さを低減させてくれる縁の下の力持ちです。

これら4つのレイヤーが組み合わさると……

ぬり5

……こんな感じ。顔色が悪いためアレですが割と見れる感じになりました。
下のレイヤーでクリッピング機能により、はみ出しはすべて消えていますね。




したぬり

実際は、まずすべての色に対して下塗りを全てしてしまいます。
そうすれば、この眼に悪い背景色から開放されますからね。
上図にレイヤーウィンドウを含めましたが、
今回は島風の肌・髪・白目・黒目・黒・青・白・黄・赤・鉄、および連装砲ちゃんの鉄・布・浮き輪の13に区分けしました。
連装砲ちゃんを分けたのは、島風本体と塗りが混じって汚くなる危険性があると思ったからです。

このあと、背景色を白に戻して前述した4段階の塗りをひたすら各色に加えていきます。
地道ではありますが、こうして塗りの構造と手順をしっかり定めていれば驚くほどサクサク進みます。
色領域ごとにどのように考えて塗ったかは、後ほどまた補記として詳説したい。

そして、全色塗り終わった結果がこれ。
塗り完成

とうとう立ち絵として十分成立する状態になりました!
ここまで20時間はかかったと思います。さすがに気分が高揚します。

ですが、白背景ではあまりに寂しいので間髪入れずに背景の作成や文字入れを行い、仕上げとします。
ここまでの苦労に比べれば、ボーナスゲームのようなものです。

次回:【連載企画】デフォルメ島風を描く! 6.仕上げる

zekamashi5.png


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